一昨日から他の牛たちといっしょのかなは お母さんを見失わない範囲で 走り回っています。かなは とてもとても小さいので 牛舎への出入りがむずかしいかな と思ったのですが 心配いりませんでした。さすがにマルキーズの子です。運動神経は抜群で、頭の回転も速そうです。
マルキーズが 生まれた牧場からボラン農場に来た時は まだ生まれてやっと一週間でした。トラックに乗せるのに 大人3人がかりで やっと取り押さえたそうです。すばしっこくて、どこにでも登ってしまって まさに野生の動物でした。
そんな子牛を哺乳瓶で育て、どうにか家畜らしい行動をする牛になったのですが、マルキーズのアスリートの才能は 確実に 子供たちに受け継がれています。




かなには ほんとうにたまげてしまいました。牛舎入り口の排水用の溝は 子牛たちに 恐れられています。ある程度大きくなるまでは みんな 溝が始まるすぐわきを 怖そうに ササっ と通ります。それを初日から 一気に飛び越えたかなちゃん。将来が《楽しみ》と言うか《心配》と言うか、ただ者ではないのは確かです。