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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

フツーじゃない牛、ファンタ

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そういつもいつも雨ばかりではなく、こんな冬らしいお天気もあったボラン農場です。

午後からは、こんな青空も出ました。

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カラッと寒くなると、水道の蛇口が凍ったり、牛たちの飲み水が凍ったり、めんどうなことが増えるけれど、冬なんだからその方が気分的にスッキリします。

でも、その冬らしいお天気も4日続いただけで、先週からまた時々霧雨の曇り空に戻ってしまいました。まだ、本格的な雨が降らないだけマシだけど・・・。

と言うことで、ずいぶんたまっていた《ボラン農場案内図》の更新をしました。(12月は牛たちがとんどん移動したので、その日付だけ。)

C 120123

牛舎でごはんを食べた帰り、まだ、牛たちが南側の放牧地にいた時で、みんな並木道を横切って放牧地に戻りました。ところが、ファンタだけ道草を食っていて遅れを取り、放牧地への行き方がわからないのか、立ち往生してしまいました。

もちろん、外は真っ暗だけど、ふつう暗闇で牛が道に迷うなんてことはありません。いつもちゃんと戻れてるのに、それに向うからお友達が呼んでるのに、並木道に行く所でUターンして、ぐるぐる回るばかり。

もしかしたら暗くて見えないのかも(鳥目?)とJおじさんが道を懐中電灯で照らし、体を抱えるようにして歩かせたら、正解でした。

ファンタは、ちょっとフツーではありません。まだ、一歳になったばかりなのに、いつもえらそうにみんなの先頭に立つし、また、人間をぜんぜん怖がりません。知らない人でも、人間がいると、即じゃれに来ます。(遊んでやってるつもり?)

そのファンタの弱点は、シラミ(多分)。もうかなり前から、首の周りが痒くて、何か適当な道具を見つけて、ないときは自分の脚で、カキまくり、ハゲになっています。人間が好きなのも、掻く道具(または、掻いてくれるもの)と思ってるからでしょうか。

兄のふじくんも、去年《首ハゲ》になったし、他の牛はまだそこまで掻きむしることはないので、これもきっと遺伝です。
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