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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

暴れたのはこの子です

体感温度を-10℃まで下げた北風も収まり、昨日の雪は雨に流され、ちょっと晴れ間も出た今日のボラン農場です。寒波はまだ続くそうですが、この辺りは寒さも緩んで、よそは雪なんてうそのようです。

牛たちが今までいた放牧地は、う○○がいっぱいで汚くなったので、金曜日から、もう一つ北の牧区にも行けるようにしました。そちらで草を食べて、あんまりお腹が空いていなくても、ちゃんと食堂まで来てくれる律儀な牛たちです。

牛たちの食堂が開店してもう一ヵ月以上経ち、みんな自分の席を覚え(はしゃいでよそに行ってしまうのもいるけど)、スムーズにつながってくれるようになりました。あの大暴れした子さえも。

ふつうなら、一週間もすればおとなしくつながれるようになるのに、この子は、三週間もかかりました。もうすぐ10ヵ月のぐり子(ユーチカ×ボラン)です。

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取り押さえてしまえばおとなしいのに、それまでが大変なので、お馬さんたちのお下がりのこんなのを付けました。(日本語で何と呼ぶかわからない。)

ぐり子だけは、それまでつないだことがなかったので、当初から、どんな騒ぎになるかちょっと心配でした。つないでしまえばあきらめてごはん(乾草)を食べるので、特に危険なことはありませんでしたが、つながれるまでもう前代未聞の大暴れ。

ふつう、しっぽの付け根あたりを後ろから押さえてるとバックしないものですが、グリ子だけは制止できず、私は何回ぶっ飛ばされたことか。

いやに重そうなぐり子(この子もMH?)。まだ10ヵ月なのに、二ヵ月年上のジゼルなどもうとっくの昔に追い越して、一年生でも一番大きいふみ(13ヵ月半)と同じ大きさです。

それなのにまだおっぱいを飲んでいます。

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母親のユーチカは大きい方です。ぐり子はもうこんなに大きいんです。

ぐり子は今でもビクビクしているけれど、ロープで引っ張らなくても自分の席に行くようになったので、あのお馬さんのは、先週外しました。

せっかくのお父さん似の美女なのに、かわいくないとお肉になっちゃうよぉ。
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