
去年遠くから来ていただいた牛の蹄の治療師さん(ペディキュア屋さん)によると、爪切りは、いつも外を歩き回っている牛なら、2年に一回で良いらしいのですが、まだ一年も経っていないのに、脚を引きずるように歩くのが・・・。
一番ひどかったのがベルナデットで、軽くびっこをひきながら歩くのがかわいそうで、ペディキュア屋さんに来てもらうことにしたわけです。小さい時からそうだったけれど、これも爪が偏った伸び方をするからだそうです。
でも、ごく普通に歩くので心配していなかったみよの爪が、一度では矯正できないほどヘンな伸び方をしているのがわかりました。それでも知らん顔 というところがみよちゃんらしいです。
爪の善し悪しは遺伝だから、普通、こんな牛は淘汰されるんだそうですが、そんなことをしていたら、ボラン農場にはユーチカしか残らなくなってしまいます。
マルキーズは、歳のせいでゆっくりなのかも知れないけれど、歩きにくいと体に良くないと思い、前後全部の爪をきれいに切ってもらいました。今日は、(他の子たちとは違って)お行儀も良かったし、本当にかわいいおばあちゃんになったものです。
そうそう、マルキーズは、土曜日に誰が見てもわかるほどはっきり発情して、授精師さんに来てもらいました。マルキーズは、これまでに13産して、春には16才になります。本当に付くかどうかわらないけれど、すもうでトライです。
DM子牛出現以来、《ベルナデット×すもう》は自粛したけれど、マルキーズには、やっぱりすもうです。げんきもすごく良いし、他のすもうの娘たちを見ると、他のお父さんは考えられません。きっとまたMHの子牛が生まれる可能性大だけと、今度はきっとオスだから平気平気 ということにしました。