昨日の夕方 牛たちを牛舎から放り出した後 ユゴリンが しきりに独特の金切り声を上げていたので Jが見に行きました。少なくとも15分間は見ていたと思います。やっぱり発情でした。
人工授精の申し込みをしようとした時 ふと気がついたのです。指定された牝牛たち用に、秘蔵の冷凍精液を出してもらうことばかりに気を取られていて、ユゴリン用ととユプサ用は 何も注文していなかったのです。そうすると、受精師さんの冷凍容器に入ったままの 去年の残りを使うしかありません。でも、いったい何(誰)が残っているのかはっきりしないので、人工授精センターの申し込みは 単に《アルモリカン》とだけしておきました。
アルモリカン種で自由に使えるお父さんは 全部で9頭です。その中で 私たちが今まで使ったのは6頭です。(後の3頭は 最近生まれた牛で なんとなく気が向かなくて使いませんでした。)今までの経験から 私たちはそれぞれに こんな評価をしています。

これは あくまでもうちの牛の場合だし、例外ももちろんあります。ユプサは アジルの子なのに 赤ではなくて黄色っぽい色をしています。みよは ロランの子なのに ブヨブヨではありません。(あー、良かった。)
さて、ユゴリンですが 今朝 受精師さんが来た時 どのお父さんにするかじっくり考えました。結局 可能なのは “バンブー”しかありませんでした。角がびっこでかわいそうだけど、お肉にするなら なるたけ大型の牛が良いか なんて 無責任な飼い主です。
そのうち この間好機を逃してしまったユプサも また発情するだろうから、急いで もっとハンサムなお父さんを注文するつもりです。