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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

あぁ、夏時間・・・

先週の週末から、また夏時間がやって来ました。それと同時に、春を通り越して、文字通り夏のようなお天気が続きます。

まあ、朝晩はけっこう寒くなるので、暑い! と言うほどのことはありませんが、最高気温20℃は、ここでは夏並みです。

気温はどうでも良いとして、一番困るのが、雨が降らないこと。この冬も、それほど雨がなかったし、今、この季節に雨が降らないと、またまた今年も、干ばつになってしまいます。

冬は、牛たちが毎日通る牛舎の入り口付近や、外に置いた水桶の周りがどろんこになって、汚くて、足を取られて、イヤだ~! と思うのが普通です。それが、去年に続きこの冬も、どこもきれいなままで、ちょっと心配になっていました。

去年、干ばつで草が伸びず、乾草が貴重品になり、必要量の三分の一も確保できませんでした。それでも、できるだけ乾草を節約して、どうにかここまでまかなうことができました。

それも、この冬は、厳しい寒波の時以外は、けっこう暖かくて、牧草が少しあったからです。特に、10ヘクタール以上あるジョンさんちにいる去勢5頭は、乾草ロールはおやつ程度にしか食べず、二本目がまだ草架に入ったままです。

去勢君たちは、こうして冬の間も青草を食べたので、少し早めに今年最初のお肉の販売となりました。

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前回充分行き渡らなくて、待っていただいていたお客様もいて、お得意さんにご案内しただけで、当人(当牛?:モモくん)が出発する前に、もう完売になってしまいました。

結果は、枝肉重量353キロ(39ヵ月にしては小さい)、等級O=4(肉付き5段階:下から2番目、脂の乗り具合5段階:上から2番目)で、精肉予想重量195キロ。私たちの食べる分はありません。
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