それなのに うちだけは例外です。Jは やっとライ麦の種まきが終わった北の区画に ローラーをかけに行ったので かなり派手な音を出しました。
それと、もうひとつの騒音源はこれです。

一才になったばかりのベルナデットです。昨日から発情で 知らない人が聞いたら 虐待しているのではないかと思われそうな 大げさな叫び方をします。

もしかして、お腹が空いてるからよけいに騒ぐのかな と思ったら、午後 牛舎に来てからも

と 子牛たちが みんな外に逃げ出してしまいました。
ベルナデットは13ヵ月ちょっとだから、種付けは まだ先のことです。私は 15ヵ月になったらトライしたいのですが、多分Jは 早すぎると言うと思います。
牝牛の初めての種付けの時期は いつにするか というのが なかなか決断できません。私たちは 当初 誰が教えてくれたのかよく覚えていませんが、16ヵ月 としていました。ところが、アルモリカン牛は 成長が遅いため(だからお肉がおいしい)16ヵ月ではまだ子供っぽいので 来てくれた受精師さんに『こんなに小さいのに 良いの。』といつも聞かれました。
でも、結果は良好でした。マルキーズは 2才の誕生日の一日前に初めての子を産み、出産後も成長を続けて 今の大きさになりました。ただ、2才になる前に 毋牛になったため、統計上特別扱いのお星様が付いているのが なんとなく 正しくないことをしたぞ と言われているような気がします。
その後、うちの牛たちがよそより小さいのは お産が早すぎるのかも知れない と半年ほど遅くしてみた時期があります。でも、効果はありませんでした。たまは 小さいままだったし、当時うちにいた“たたみ”は 待たせたせいか 発情しなくなって、初産が3才を過ぎてしまいました。
最近 専門誌で見たのですが、ホルスタインで調査した結果、今までのように3才ではなくて、2才で初産にしたら 繁殖障害が減った という報告がありました。
だから、私は 15ヵ月を過ぎたら始めて(一回目は付かないことがあるので)確実に2才で初産 を狙いたいのですが、どうでしょうか。牛飼いのみなさんは どうなさってます?