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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

フリゼット(も)出発



おなじみの家畜運搬トレーラーが来たのに気が付いて、出荷柵前までぞろぞろやって来る牛たち。ここは、ジョンさんち。みんな、トレーラーに乗るとおうちに帰れる、と思ってます。

お目当てのフリゼットは、喜んでトレーラーに乗ってくれました。

時間もまだ早いし、もうこれが最後だから、いったんボラン農場(おうち)に。居残り組、特に娘のらなちゃん、には会わせたくないので、牛舎に入れたら、用意してあった乾草をあっという間に平らげたフリゼット。おうちに帰れて安心したようです。

ついこのあいだ出発したファンタにしろ。今回のフリゼットにしろ、タネが付かなくなったという理由はあるにしても、いや、そういう不具合が出たからこそ、メスをお肉にするのはイヤなものです。

生まれた時から《お肉》と思って接しているオスでも、かわいそうに思うのに、小さいころからかわいがって来たメスを、だまして、信頼を裏切って、と畜場に連れて行くのは本当にイヤなことです。その異様な雰囲気を感じて、置き去りにしないで、とすがる牛を振り切って置いて行くしかないJおじさんは本当に大変です。

野菜だったらこんな思いをしなくてもすむのに、と言っても始まらないのですが、せめて、女の子をお肉にしなくてもすむようになれば・・・。

いよいよ次回からは、私好みの、脂の乗った36ヵ月以上の去勢が続きます。
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