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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

牛たちおうちに帰る



青空のボラン農場に、そう、牛たちが帰っています。
お産予定日が一週間先に迫ったのが二頭いるので、もうギリギリの移動でした。
戻って来たのは月曜日で、記念写真は今日。

ジョンさんちには、図体がすっかり大きくなった去勢たちがぞろぞろいます。(全部で8頭。)その中から、どうやってお母さんと子供だけ連れ出そうか、なんて、心配する必要はありませんでした。去勢たちは、うらやましそうに見てるだけでした。

おうちに帰れるのがわかってるのか、みんな、乗り物が好きです。

ほんとは乗りたくてしょうがないんだけど、他の子の手前、あんまり興味ないようなフリしてるだけなのが、その乗り方を見るとわかります。

こういう時にも、それぞれの性格が出るようで、乗り方にもいくつかのタイプに分かれます。

途中で止まることなく、ずんずんトレーラーに乗り込む子(ふみ、ジゼル、ジャネット)、
待ちきれなくて、Jおじさんを追い越して乗りそうになる子(イッチー)、
いちおうイヤイヤをして、それから乗り込む子(げんき、いちま)。

私の好みの牛にかぎって、マルキーズと同じ性格(素直じゃない)なのは、ちょっとガッカリです。

それぞれの子供たちも、ママが乗ってしまうと、まだJおじさんが降りてないから場所がない、と言うのに、こわごわ乗り込んで来て、それがまたかわいいのです。

こうして、私が後からおしりをたたく必要もなく、大きな声を上げることもなく、静かに事が運びます。ほんとに、みんなどうしてこんなに良い子なのか、と感心してしまいます。こういう時に、『この子は、顔も体型もカバタイプでイヤだけど、性格が良いからまだ家に置いておこう。』と思うものです。

おかげで、お昼前に始めて、夕方暗くなる前に、全員がボラン農場に戻りました。

4頭だけも良かったけれど、14頭全員がいると、もっと良い。
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