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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

大食いの家系



お待たせしました。今朝、やっとお外に出られたルーです。

生まれた日も、昨日も雨で、ママとずっと牛舎にいました。

牛舎には、先に生まれたルーシーとママのげんきもいて、総勢4頭に一日中いられると、えさと水やりに掃除で大忙し。ずっと中に閉じ込められてる牛たちにしても退屈しないか、と思ったけれど、ルーのママ、ジゼルを見る限り、ぜんぜん気にならないみたい。なぜなら、

一日中食べてる。

ジゼルは、横にいるげんきの食べ残しもおいしそうに食べてしまいます。
すなわち、餌箱に入ってるものは何でも食べる。

そう言えば、昔、そんな牛がいたっけ。餌箱に落ちた子猫も食べそうになったアーニカ。

で、良く考えて見ると、ジゼルは、アーニカの娘でした。

今はよその牧場で活躍しているアーニカも、ジゼルも、私が《カバ系》と呼ぶタイプ。典型的なアルモリカンで、体は丈夫、繁殖問題なんか一切なし。性格も、ちょっとヌケてるようなところもあるけど、素直で、食べ物で釣れば何でもしてくれる、扱いやすい牛です。

マルキーズのような《美人系》の牛も良いけど、性格の良いのもいないとねぇ、とこれからもしばらくはボラン農場にいる予定です。たしかに、子は必ずしも母親に似るわけでもなくて、ジゼルの長男と次男は、どちらもなかなか良い牛に育っています。

そして、3頭目になるルーも、骨格がしっかりした、背の高い(脚が長い)立派な子牛です。

牛舎にいた昨日は、ずっと寝てる、と思ったら、いきなり立ち上がってママのおっぱいに直行、おなかがいっぱいになったら、元いたところに戻って寝る、を繰り返してました。

大食いアーニカの家系は健在です。
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