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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

お次はイノックス

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いなりが行ったばかりなのに、昨日はもうイノックスの出発でした。
今回は、いつも通り、ボラン農場での販売用です。(ご予約承ってます。)

3月のiマックの時も、いなりの時も、候補にあがりながら、結局選ばれなかったイノックス。今回は、ジンとイノックスのうち、とにかく重そうな方、ということで、イノックスに軍配が上がりました。

ご覧のように立派な体格をしたイノックスですが、三年生の中では一番神経質。トレーラーに乗せる作業は、怖がらせないように、ごきげんを取りながら。こんな大きいのに暴れられたら、出荷柵なんか壊されるか、軽く飛び越えるかのどちらかですから。

でも、そこは、立派な牛になるために小さい時からちゃんとしつけて来た子です。怖かっただろうけれど、ゆっくり、一歩ずつ、トレーラーに乗ってくれました。

以下、と畜場にイノックスを届けて戻って来たJおじさんの話です。

向うに着くと、朝からあちこちの牧場をまわって来た業者さん(お肉屋さん)のトラックが到着していました。このところ、業者さんが扱う牛の頭数が少なくて・・・、という話で、昨日も、牛を入れる待合室はガラガラでした。Jがイノックスを連れて中に入り、周りを見回すと、

先日、ボラン農場に侵入して来た怖がりリムザンが。

やっぱり、あれからちゃんとおうちに戻っていたわけです。(だから、心配することはなかった?)

おとなりのリムジンは背は高いけれど、イノックスの方がずっと重そうだから、いじめられることはないでしょう。
それに、リムジンはお尻が大きくても、イノックスの方がずっとおいしい自信があります。

おまけ:
イノックスの写真を撮っていたら、どうしても写真を撮って欲しがって動かなかったジャンポ(愛称ダンボ)くん。あんたの出荷はまだまだ先よ。
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