ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

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イマジンという名の牛



いえ、手前のはイジドール。イマジンは、その後ろに隠れてる背の高い子です。

なぜこんな名前にしたのか、と言うと、(もちろん、Iから始まる名前の年だったからだけど)生まれた時、あまりにも元気がなくて、励ましたかったから。『ぼくは元気いっぱいの男の子だ、って想像してごらん。』という思いで。

ママは、あのファンタ。いくらがんばっても出て来れず、Jが力一杯引っ張ってようやく生まれた第一子がイマジン。

ちゃんと生きているのを確認して、落ち着くまでそっとしておき、30分ほどして戻ってみると、同じ場所にうずくまったまま。ママは疲労困憊で、よけいなことはしたくなさそう。4月だったけど、生まれたばかりの子牛にしたら寒そうだったので、急いで牛舎に入れることにしました。

牛舎すぐそこだったけれど、Jが抱えて歩くには重すぎたので、一輪車に乗せて移動。(ママはもちろんおとなしくついて来た。)生まれたばかりの子牛でも、ふつうはそんなことをされたら飛び降りようとするものです。でも、イマジン(通称ジン)は、だらっと横たわったままでした。

牛舎に入れて、ドライヤーで温めて、やっと動き始めたジン。それから二三日は、ママの顔が届く所を離れませんでした。

生まれつきひ弱な子だから、他の子牛よりも成長が遅く、背は伸びても、ずっとやせっぽちでした。

そんなジンも、3歳を過ぎると肉がついて来て、背の高い立派な牛になりました。みんなより背が高いせいか、いつも先頭を歩いてました。ママのファンタは、DM(ブタ尻)遺伝子なし。父親も、昔のストックでDMなしの典型的なアルモリカン。ジンは、ちょっと脚が長過ぎるけれど、胴長の私好みの牛になりました。

枝肉重量が430キロ。等級は、R=3で、アルモリカンとしては申し分のない結果です。確かに、トレーラーに乗せる時、後ろから見ると、大きなお尻でした。見かけよりは脂身の多い、おいしいお肉になりますように。

こちらは、夏の間はもちろん、9月になってお天気が続いていて、草も乾燥気味で、なかなか伸びてくれません。それにもかかわらず、ボラン農場にいる牛たちはますます食欲旺盛で、ロール一本ぐらいあっという間にきれいに平らげてしまいます。そう、定員オーバーです。
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