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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

マルキーズ天気予報

天気予報ではお日さまがずらっと並んでたのに、毎日霧のボラン農場です。今日こそは、と洗濯物を干したら、一日中霧が晴れないまま。夜になって北東の風が吹き始め、霧は飛ばされたけど、急に寒くなりました。

この冬は寒くなるかどうか。それは、マルキーズの毛の長さを見るとわかります。

夏毛は短く、冬になるとふさふさになるアルモリカン。マルキーズの毛はそんなに長くならないけど、モコモコになった年は要注意です。去年の冬はけっこうモコモコしていて、(今年のことだけど)2月には雪が積もりました。

で、今年は、と言うと、ぜんぜん短いまま。暖冬で、雨も雪も少なめ?

Marquise 20181118

22歳半になったマルキーズ。このごろは歩くのがうんと遅くなり、一番下の牧草地でひとりで草を食べていることが多くなりました。他の牛たちは、草架が置いてある一番上の牧区をお気に入りの場所にしてるのに。この子たち、乾草がなくなっても、近くに寝そべって、Jおじさんがロールを配達に来るのを待ってます。

たまにマルキーズも乾草を食べに来るけど、草の方が食べやすそう。多分、もう歯がないんだろうな。

歩みが遅いのは、爪切り屋さんに来てもらったら、少しは良くなるかな? せめて23歳のお誕生日を迎えて欲しいけど、Jおじさんは、もうあきらめ気味。立てなくなったら、すぐに獣医さんを呼んで楽にしてもらう、と決めてます。

その日がいつなのかわからないけれど、1年後なんてあり得ません。その日がいつ来ても、さびしい最期にはさせないからね。
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