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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

想像していたよりずっと軽かったももたろうくん

Momo 190312

とうとうお肉になってしまった、あの“ももたろう“くん。出発時の写真です。(角と耳標ぐらいしか見えないけれど。)

ジョンさんち牧場までお迎えに行った時も、もうほとんど日が暮れかけていて、結局良い写真が撮れませんでした。

Jおじさんの左手は日に日に良くなって来てはいるけれど、ロープを握ったりはまだできないので、出荷柵に入れてトレーラーに乗せるのに、暴れられたらどうしようか心配だったけど、さすがももたろうくん。大きな体でも始終おとなしく、全てスムーズに運びました。

上の写真のトレーラーに乗せる時など、牛舎の扉を開けたら数秒で乗り込んでくれました。

去勢牛でも性格はそれぞれだけど、こんなに良い子をお肉にするのはもったいない、といつも思います。神経質だったり、人間を信頼しない牛の場合は、お肉の方が好き、と言い切れるのに。

1月にお肉になったマックスくんは、ももたろうくんより若くて、だいたい同じ位の大きさで、枝肉重量 388,7キロだったので、今回は400キロを超えるぞ〜、と覚悟していたら・・・、

362,2 キロ。

番号の見まちがいじゃない?と疑ってしまうような結果でした。

私はももくんをジョンさんちから連れてくる時、お尻を押しながら、
『うわ〜、でか〜!』と思ったのに。

等級も、きっと“R“だと信じてたけど、一つ下の“O“!?
“O3“の“3“は良いとしても、牛はほんとに枝肉にしてみないとわからないものです。

ということで、予想より少ない販売数(21箱)で、すでに売り切れ。ありがとうございます。次回の販売(多分7月のはじめ)まで待っていただくお客様。ごめんなさいね。

最近は、アルモリカンも含めた牛肉の生産者直売がさかんで、競争も激しくなっていて、今までのようには売れなくなる日が来るかも知れない、と心構えはしているものの、やっぱり全部売れるとうれしいです。

明日は、Jおじさんが業者さんまでタン、ほほ肉、レバー、ハツ、マメなどを取りに行く日。それを食べてみると、だいたいどんなお肉になるかわかるので、今からワクワク、ドキドキしています。
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