牛たちは相変わらず ボラン農場で一番おいしい牧草を お腹いっぱい食べています。今では草が低くなって 子牛たちが見えるようになりました。草が高すぎて踏んづけてしまったのかな と思って見てみたら ちゃんと食べたあとがありました。《牛のように食べる》(たくさん食べる)という表現そのものです。

ちょっと古いニュースになってしまいましたが 月曜日にアーニカの種付けをしました。アーニカは2005年12月生れで もうとっくに16ヵ月を越えています。4月に発情した時 うっかりしていてチャンスを逃し、その次は祭日にぶつかり、今回はもう数日前から様子を伺っていました。
うまい具合に日曜日の午後 発情を発見し、月曜日の午前中に受精師さんに来てもらうことに。ただ、月曜日は私がいないので、日曜日の夕方にアーニカを牛舎に入れることにしました。牛たちは南側の牧草地にいて 一人でやるのはかなり面倒だからです。牛は 群を離れて一頭だけで行動することを嫌います。でも、全員を連れて来ようとすると 子牛たちが牧柵をくぐって どこにでも行ってしまう恐れがあります。まして、牛たちのいるすぐ横は乾草予定地。なので、アーニカとお友達数頭だけ牛舎に入れる作戦でした。
アーニカは 冬の間 回し蹴り未遂現行犯で Jにこっぴどく叱られたことがありました。どういうわけか それ以来 Jに媚を売るようになりました。(だから動物の心理はわからない。)いつも Jが現れると アーニカは 決然とした歩き方で まっすぐJの目の前まで来ます。
この日も同じでした。アーニカは ためらうことなくJの後を追うのですが、いっしょに来てもらうお友達が見つかりません。ユーチカ(アーニカのお母さん)がすぐ近くにいたのですが、子牛のベラがいるので連れて行けません。みよも近くにいたけれど みよだと少し頼りない。ということで、アーニカだけ連れて行きました。牛舎に入るところで Uターンしようとしたのですが、大食いアーニカのことですから、バケツでカンタンに釣れました。
牛舎につながれたアーニカは 機嫌良く乾草を食べていました。でも、夜中に目が覚めた時 ひとりぼっちだと泣き出すんではないかと心配で イッジーばあちゃんにお友達役をしてもらうことにしました。イッジーばあちゃんにロープをかけて連れて来ることほど 簡単なことはありません。イッジーばあちゃんは もう走ることができませんから。
仲良く牛舎につながれたアーニカとイッジーばあちゃんは ごほうびに燕麦を挽いたのをもらいました。どちらも大食いです。あっという間にバケツ一杯を 2頭で平らげてしまいました。そうして 2頭ともお腹いっぱいになって ぐっすり眠ってくれました。
今日のボラン農場。


