ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

初夏のボラン農場

月曜日から仕事で留守をしていました。出発した時は 雨で寒かったのですが、昨日 戻って来たら もう初夏が来ていました。今日はまた一段と暑くなり、乾草作りを始めた農家もあります。天気予報によると 土曜日ごろから雨の予想なので、乾かなかったらラップを巻いて サイレージにするのでしょうか。

牛たちは相変わらず ボラン農場で一番おいしい牧草を お腹いっぱい食べています。今では草が低くなって 子牛たちが見えるようになりました。草が高すぎて踏んづけてしまったのかな と思って見てみたら ちゃんと食べたあとがありました。《牛のように食べる》(たくさん食べる)という表現そのものです。

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ちょっと古いニュースになってしまいましたが 月曜日にアーニカの種付けをしました。アーニカは2005年12月生れで もうとっくに16ヵ月を越えています。4月に発情した時 うっかりしていてチャンスを逃し、その次は祭日にぶつかり、今回はもう数日前から様子を伺っていました。

うまい具合に日曜日の午後 発情を発見し、月曜日の午前中に受精師さんに来てもらうことに。ただ、月曜日は私がいないので、日曜日の夕方にアーニカを牛舎に入れることにしました。牛たちは南側の牧草地にいて 一人でやるのはかなり面倒だからです。牛は 群を離れて一頭だけで行動することを嫌います。でも、全員を連れて来ようとすると 子牛たちが牧柵をくぐって どこにでも行ってしまう恐れがあります。まして、牛たちのいるすぐ横は乾草予定地。なので、アーニカとお友達数頭だけ牛舎に入れる作戦でした。

アーニカは 冬の間 回し蹴り未遂現行犯で Jにこっぴどく叱られたことがありました。どういうわけか それ以来 Jに媚を売るようになりました。(だから動物の心理はわからない。)いつも Jが現れると アーニカは 決然とした歩き方で まっすぐJの目の前まで来ます。

この日も同じでした。アーニカは ためらうことなくJの後を追うのですが、いっしょに来てもらうお友達が見つかりません。ユーチカ(アーニカのお母さん)がすぐ近くにいたのですが、子牛のベラがいるので連れて行けません。みよも近くにいたけれど みよだと少し頼りない。ということで、アーニカだけ連れて行きました。牛舎に入るところで Uターンしようとしたのですが、大食いアーニカのことですから、バケツでカンタンに釣れました。

牛舎につながれたアーニカは 機嫌良く乾草を食べていました。でも、夜中に目が覚めた時 ひとりぼっちだと泣き出すんではないかと心配で イッジーばあちゃんにお友達役をしてもらうことにしました。イッジーばあちゃんにロープをかけて連れて来ることほど 簡単なことはありません。イッジーばあちゃんは もう走ることができませんから。

仲良く牛舎につながれたアーニカとイッジーばあちゃんは ごほうびに燕麦を挽いたのをもらいました。どちらも大食いです。あっという間にバケツ一杯を 2頭で平らげてしまいました。そうして 2頭ともお腹いっぱいになって ぐっすり眠ってくれました。

今日のボラン農場。

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コメント

ええなぁ~ こんな風景。
何のストレスもなく、のんびりしている牛たちです。
青草によく映ってますね。

  • 2007/05/27(日) 04:55:11 |
  • URL |
  • 照長土井 #-
  • [ 編集 ]

照長土井さん、こんにちは


今の季節は牛たちにとって(私たちにも)天国です。いつ行っても 寝そべっているか、食べているかで クレームはまだ出ていません。そのうち飽きたら 《よそに行きたいよー》の合唱があります。

  • 2007/05/27(日) 08:29:53 |
  • URL |
  • masayo #-
  • [ 編集 ]

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