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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

春の運動会

今週は おうちでお勉強する週なのに こんなことばっかりしててどうするの と思いつつ しばらくぶりに ボラン農場案内図の更新をしました。

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昨日でこりたのか Jおじさんが呼んでもいやいやをしていたお馬さんたちも 現場に連れて行くとしっかり働きます。

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後ろに付けた《マグワ》と私が呼んでいるものをご覧ください。

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ここはかなり傾斜があって、下りはそろりそろり と行くお馬さんたちですが 上りはムキになってがんばるので Jおじさんは付いて行くのが大変です。こうして 約一ヘクタールを行ったり来たりすると かなり運動になります。

昨日も今日も にわか雨があって中断したけれど 数時間ずつで完了しました。土地のお年寄りが『馬の農作業は ゆっくりだけどキツくない。』と言っていましたが、私は トラクターに比べてそれほど遅くないように感じます。

何よりも手がかかるのは 馬の世話です。作業を始める前、お馬さん2頭の蹄を削るのに 半日かかりました。普段の手入れを怠っていたせいもあるですが、飽きていやがるお馬さんの機嫌を取ったり,叱ったり,生き物は トラクターのようにはいきません。

でも,生き物同士だから一緒に作業していて楽しいんです。

PS:アーニカはまだ産んでくれません。

ポラン農場のアマゾン部隊

高くなる一方の石油を消費せず、汚染もなく、騒音もない画期的な農法と言えばこれです。

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お馬さんたちも 放牧地でぶらぶらしてるよりも こうしてお声がかかって Jおじさんといっしょに仕事をする方が好きなようです。

冬の間 牛たちやお馬さんたちがいた区画は 糞がいっぱいで 踏まれて土がガチガチになったので まぐわで表面を掻いていきます。この後 草がはげてしまった所に種を蒔いて、新しい草が生えてくるのを待つばかりです。

昨日の午後から週末にかけて 雨の予報だったので、その前にやっておけば理想的だったのですが 昨日はやっと1/2ヘクタールしかできませんでした。というのも 冬の間ずっと怠っていたお馬さんたちの蹄の手入れ(蹄鉄は付けていない)に ずいぶん時間がかかってしまったからです。

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Popotte Seau 2

Popotte Seau 3

Popotte Seau 4

このバケツですが リュチックは慣れているので どちらの脚か指定すると ちゃんと自分で乗っけてくれます。ポポットはじっとしているのがきらいで へこまない台に替えたら 見事にけっ飛ばしてくれました。

今日は一日中雨で お馬さんたちの出番はありませんでしたが、牛たちがいた区画で牛たちの食べ残しを掃除しています。何をさせても頼もしいアマゾン部隊です。

ポポットとコンポット(コンポート)

このところ 雨のないまずまずのお天気が続いたのに、今日はまた雨と風です。気温は 昨日の夜0℃まで下がったのに、今朝は4℃ありました。

もうかなり前から はちきれそうなお腹のユプサですが、なかなか産んでくれません。そう言えば お月様が新月に向っているところで 今は条件が良くないのかも知れません。

もう2週間前から脚が痛そうなポポットは 月曜日に獣医さんのM先生に診てもらいました。歩くときは普通なのに、立っている時は必ず左後脚の蹄を上に向けて そちらに重心が行かないようにします。

Compote 1

見たところどこも悪くはないのに なかなか良くならないので 蹄葉炎を疑ったりしたのですが 結局M先生でも何も見つかりませんでした。ただ、蹄内部の炎症も考えられるので 炎症をおさえる薬を飲ませることになりました。

隣(の隣)町の診療所までその薬をもらいに行って はて、どうやって飲ませようか ということになりました。ポポットの口に入れるように 針が付いていない注射器のようなものをもらったのですが、粉なので水に溶くのかどうするのか 説明がありません。その薬は 蹄葉炎の治療に良く使われる ということで インターネットで調べることにしました。

すると 水に溶いたままではヘンな味がするので お馬さんに飲ませるのはむずかしいのがわかりました。ハチミツを混ぜるとか、チョコレートペーストを混ぜるとか いくつかアイディアが出ていましたが、私たちが これは と思ったのが りんごのコンポート(こちらでは《コンポット》と発音)です。

注射器に薬入りのコンポートを入れるのは なかなか手間がかかり 空気を抜こうとして コンポート爆弾発射 というトラブルもありましたが 作戦は大成功でした。ポポットは 口に入れるまではイヤイヤをしても 口に入ってしまえばおいしそうにぺちゃぺちゃなめて もっと欲しがります。

Compote 2

薬を飲み始めて3日目の今日、いつものように 放牧地の入り口からこちらを見ているポポットの蹄が 左後脚を含め 全部地面にぺったりくっついていました。多分気休め と思っていた薬が効いたのか、単なる偶然かわかりませんが このまま治ってくれれば と思います。

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働き者のお馬さん

今日は 曇のち雨のボラン農場です。今朝の気温は9℃で これからは気温が高めになるそうです。

昨日の朝は 4℃まで気温が下がり、真っ白な霧でした。昨日は 銀行(土曜日は12時まで、日・月とお休み)に用があったのですが 11時近くになっても霧は晴れず 私はこわごわ隣町に向けて出発しました。道中 視界が50メートルもないところもありましたが うちから15キロの隣町に着いたら青空でした。帰り道ももうずっと青空で 気温もぐんぐん上がりました。

昨日もまたお肉のお客様がいらっしゃって、午後は ぺんぎんさんが子ペンギン君たちを連れて来てくださいました。せっかくのお客様だったのに Jおじさんは お天気が良いうちに とお馬のポポットと農作業です。

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ここは堆肥を入れて、耕して、前日に手回し式の種まき機で牧草の種(3種類のライグラスと白クローバー)を蒔いたところです。今日は こんなトゲトゲが付いた道具で種に土を被せて行きます。

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お馬さんとの作業は のどかで騒音も大気汚染もなくて(軽油の消費もなし)もっともっと使いたいのですが、適当な道具が少なく(特に草を刈るのが難しい)ついトラクターに頼りがちです。

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このトゲトゲの作業は 見た目より大変で 傾斜のある約4分の3ヘクタールも歩かせられ ポポットはもうくたくたでした。それでも お馬さんたちは Jおじさんといっしょに作業をするのが大好きです。牧草地にいてもすぐに退屈して Jおじさんが呼びに来るのを待っています。昨日お呼びのかからなかったリュチックは すぐ横の区画から ポポットが作業するのを始終うらやましそうに見ていました。

昨日の作業にポポットが選ばれたのも まだ訓練中だからです。先週の日曜日だったのですが、ポポットは《ながえ(車の前に付いている2本の棒)》デビューをしました。

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馬にしたら 初めて左右を棒に挟まれて 後から大きな物がついて来たら びっくりしてしまいます。そのために最初は 馬に蹴られても、馬が暴走しても大丈夫な車を使います。でもうちにはそういうのがないので、ちょうど来てくれた友達のAに手伝ってもらって ポポットを石灰蒔き機につけてみました。

どちらかと言うと神経質そうなポポットも リュチックやおかず(ポポットの兄)のように おびえることなく簡単にクリアしてくれました。これで ポポットも一人前です。お馬さんたちは働き者なので 毎日仕事をさせたいけれど 必要な道具がないのが本当に残念です。

お馬さんたちのたいくつな日々

このごろ出番のないお馬さんたち。放牧地はいつも牛たちの後で あまりおいしいものもなく 私たちの顔を見るたびに 《ヒヒーン(ここから出せー)! 》と叫んでいました。

そのお馬さんたちが とうとう行く先々(図の1と2)で やりたい放題をやってくれました。今は まだ新しい牧草地なので静かにしていますが・・・

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お馬さんたちは意地悪ではないのは知っていても、やっぱりあんなに大きいのに暴れられたらビビります。私ひとりで(ちょうどそこに居合わせた)どうにか厩に閉じ込めて ほっとしたら、おひざが笑ってました。(私はやっぱり牛のほうが良い。)

さて、朝方の雨も上がり 午後からは晴れ間も出てきました。ずーっと続くのでなければ 雨も良いものです。おかげでほうれん草の芽が出揃ったし、大根と白菜ももうすぐかな。