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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

きのこにょきにょき

このごろ雨が多くて、湿度ほとんど100%。気温も朝から15℃で・・・ という話をしようと思っていたのに、ぐすぐすしているうちに、今日も昨日も、9月によくある晴れ晴れしたお天気になってしまいました。

まあ、こんなこと、だまっていればだれにもわからないことで、まるで今日のことのように話を続けます。

適度な湿度と温度で、あちこちにキノコがニョキニョキ出て来たので、いつも食べるおなじみのキノコ生息地に、毎日見に行っていました。

そのキノコとは、これ。

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大きくなるのを待っていたら、何か動物にかじられて、食べる気がしなくなりました。

その他には、見るからに毒がありそうなこれとか、

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食べられないわけじゃないらしいけれど、食べて見ようとも思わないこれとか、

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なんかおまんじゅうみたいで、おいしそうだけど、正体がわからないこれとか、

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ボラン農場には、キノコ博物館ができるほど、いろんなのが生えています。

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これは、茎に環が付いているから毒キノコ と言ってしまいそうですが、実は、みんな大好きでよく食べる大キノコです。ボラン農場は、この種類の名所で、昔から地元の人達がよく採りに来ていたそうです。

もうずっと前の話だけど、Jおじさんが高所で作業をしていたある日、ボラン農場横の道路に車が一台止まったので、何かと思って遠くから見ていたら、車の中から数人出て来て、それぞれ木箱を持って、電気牧柵をまたいで、放牧地に入って来ました。

お目当ては、牧草地に生えていたこのキノコ。確かに、箱でもないと全部持って行けないほどたくさんありました。でも、いくら何でも、用意が良すぎます。Jおじさんは、とっさに、『オレのキノコに触るな!』と上から叫びました。

まさか、見られているとは思っていなかった人(泥棒)たちは、あわてて逃げて行きましたが、そんなにしてまでみんなが欲しがるキノコです。

ところが、私たちは、人から勧められていろんな食べ方をしてみたけれど、どうも好きになれず、放ったらかしにしています。(だから、泥棒に目を付けられた。)

だから、だれかに『採っても良い?』と聞かれたら、喜んで差し上げています。それでも、後から後から、ニョキニョキ生えてくるこのキノコ。今日も、家の近くの斜面に白いものが と思ってみて見ると、

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これでした。

もういらない、やめて、と言っても生えて来る、ボラン農場名物の大キノコです。

雨後の菜園

今日のお昼はカンタンに、オーブンで焼けば良いだけのお魚料理に新ジャガを添えて と菜園にジャガイモを掘り出しに行って、びっくり仰天。

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この数日、雨が多かったたし、仕事も忙しかったので、菜園を放ったらかしにしていたら、さやインゲンは太くなり過ぎ、エンドウ豆はたわわ、カボチャはツルの伸び過ぎ・・・、そして、草ぼうぼう。

今日こそ終わらせてしまいたい仕事があったけれど、ここで手を抜いたら菜園は野原と化してしまうので、急きょ、今日一日草抜きの日に。とにかく、草抜きをしないと、さやインゲンもエンドウ豆も穫りにも行けませんから。

今年の春は、Jおじさんが窓の取り付け工事で忙しかったので、菜園は、6月に入ってから、一気にみんなまとめて種まきをしました。それが、みんな一斉に大きくなって、菜園ではなくて野菜畑です。

ふつう、菜園は女性の仕事 と思われているみたいで、みんな《masayoの菜園》と称しますが、うちは《Jおじさんの菜園》で、私は草抜きと収穫だけしかしません。(でも、それが一番手がかかる。)

Jおじさん頼らず、間引きの必要のないテープに貼ったタネを買って来て、自分で蒔いたけれど、雑草に負けてひょろひょろしたのが数本生えてるだけ。Jおじさんが蒔いたニンジンは、葉っぱも見事で、しっかり太くなってるのに。どこが違うのかわからないけれど、菜園は、やっぱりJおじさんの専門分野です。

ボラン農場大スクープ:

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オスカルも草食動物だった! 牛といっしょで、草を引っ張ってちぎります。(だから、同じ音がする。)

みんな、なんかおかしい

この春(こちらはまだ春)は、記録的に暑くて、雨も極端に少ないそうです。ふつうなら、雨ばかり降って脳ミソも腐りそうになる というのがここのお天気なので、こんなに降らないと、心配を通り越して、これはきっと何かの前兆 とか・・・。

と言うのも、このところ、『その人、頭おかしいんちゃう?』と思うようなことが続いたからです。いえいえ、日本でも、フランスでも、政治家が信じられないような言動をするのは、今に始まった事ではありません。そうではなくて、私たちの周りの人たちで、今まであたりまえのようにしていた事が、突然できなくなった と言う話です。

その一:
毎年のように牛たち(24ヵ月以上)の血液検査をして、獣医さんからその分の請求書が来ると同時に、電話がありました。うちの牛たちの血液がダメになっていて、検査できないから、もう一度採血しないといけないので、いつが良い と。

ねえ、ちょっと待ってよ。年次の血液検査は、費用の払い戻しを受けられるけど、一回に限られてるでしょ。(去年の先生は、ボラン農場とジョンさんちの両方に行ったから と往診費二回取ったけど、払い戻しは一回分だけ。)誰が、二回目払うの、と聞くと、答えは、『そりゃ、あんたたちやん。』?!

血液がダメになったのは、獣医さんか、配達人か、血液検査担当者のだれかが、冷蔵庫にも入れず、放ったらかしにしたせいでしょう。関係した人の中で、全く責任がないのが明らかなのは、私たちです。その私たちが、どうしてやり直しの費用を負担しないといけないのか、全くスジの通らない話です。自分のミスを隠している人、それを知りながら平気な顔して往診料を請求する人。みんな、なんかおかしい。

その二:
前にもあったけれど、このところ続けて三回、郵便配達人が、《書留が来てるからココに取りに行ってください》という通知を郵便箱に入れて逃げて行きました。三回とも、私たちは家にいたから、郵便屋さんが並木道の向こう側(郵便受けがある)で止まって、100メートル先の家まで来てくれなかったのは、明らかです。

三回とも、私の仕事関係の大切な書類で、通知にあるように、翌日の15時以降に指定されたお店に取りに行ったのでは、郵便物の収集時間が15時45分なので、すぐに内容を確認して返送することは不可能です。書留の素通りは慣れているので、すぐに郵便局に電話して(公開されていない電話番号)、その日のうちに取りに行きました。そこで、私たちがいたのにかかわらず、ちゃんと手渡してくれなかったのはおかしい と言いながらも『クレームは本人にしてください。』?!

怒ったJおじさんは、郵便屋さん素通りの度に、次の日待っていたのですが、なぜかいつもよりずっと早く来たり、うちへの郵便物がなくて来なかったり、未だにご本人とは顔を合わせたことがありません。

郵便配達人がなぜ、車に乗ったまま100メートル進んで家まで来るのを嫌がるのかわからないし、そういうことが三回あった と言っても『いえ、私のレベルでは何ともできませんので・・・。』と言う郵便局の人。みんな、なんかおかしい。

と言っていたら、とうとううちの牛たちやお馬さんまでおかしくなった というのが今日のボラン農場案内図です。ちょっと古い話ですが。

それは、ここから始まりました。Jおじさんがトラクターで水を運んで来たのと同時に、牛たちの移動です。

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牛たちが移動した新しい放牧地は、冬の間に野生の動物(鹿または隣の牛たち)が柵の一部を壊して行ったのを知っていたけれど、先に修理に行くと、牛たちが《早よせー!》とうるさいので、まず牛たちを入れて、草を食べている間に というのがJおじさんの作戦でした。

ところが、牛たちは、突如興奮し出して、群れになって放牧地を猛スビード行ったり来たり。柵は、もう一カ所壊されているのを発見し、何かの拍子に牛たちが出て行きはしないか、私たちは大あせりです。私がワイヤーの切れたところをそれぞれ右手と左手に持ち、柵の一部になっている間に、Jおじさんがほとんど放牧地を一周して、やっと全部つなぎ終えました。

牛たちが走り回ったので、いっしょに興奮したお馬さんたち。どさくさまぎれに、柵を体当たりでぶっ飛ばし、大脱走をしていました。(柵の修理のために、電気を切ってあった。)それがわかったのが、私一人で(オスカルと)家に戻った時で、お馬さんたちが家に見とれていて、ボラン農場から出て行かなかったのが幸いでした。

五月のアルバム

二週間(以上)もお休みしてしまうと、話がたまってしまって、いったいどこから手を付ければ・・・ という状態です。ではまずは、ずっとさぼっていた《ボラン農場案内図》から。

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例年より一ヵ月遅れのまぐわ掛け。

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あまり乾燥してると草が枯れてしまうので、雨を待っていてこんなに遅れてしていました。結局、雨は降ってくれないけど、今のところまだ草はあるので、みんな元気にしています。

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ジゼルとグリ子。小さい子同士でいつも仲良しです。

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オスカルも元気です。

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伏せぇ! 動くな! と言っておいたのに、子牛たちが近くまで見に来たので、吠えてます。

とにかく雨が降らない。去年よりもひどいです。だから、いったいいつ雨が降るのか、空を見上げてばかりいる今日この頃です。

あ~あ、また夏時間

今週から、夏時間になりました。先週までは、朝、夜明けと共に起きていたのに、今はそんなことをしてると、もう8時です。その分、夜は8時まで明るくて、牛たちのごはんが終わって、放牧地に帰った と思ったら、あら、もう10時?!

日本との時差は、これで7時間に縮まりました。(例:日本の正午はこちらの朝5時、日本の夜7時がこちらの正午)家にある全ての時計を合わせるのがめんどうで、まだ冬時間のままのものも。

このところずっとお天気が良くて、例年になく、日に日に春らしくなるのが感じられました。でも、昨日から予報通り雨。この季節は、雨が多い方が草の伸びが良いので、大歓迎です。

雨が降り出す前に とJおじさんが、ほとんど一週間かけて土手の補修をしました。

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並木道すぐ横にある南の放牧地の入り口です。前を通るたびにほれぼれ見とれてしまい、家の窓から見える風景を撮ってみました。Jおじさんさえ、すぐにこれがボラン農場とは気が付かなかったほどの出来映えです。

土手の入り口は、土が崩れて来ないように、大きな平べったい石を立ててあります。でも、それがなくなってしまったところもあり、また昔のままだと幅が狭すぎて、トラクターが通れないので、Jおじさんが少しずつ改修しています。こんな石なら、そのへんにいくらでも転がっているので、適当なのが選べます。

この家から見える南の放牧地の入り口部分は、私たちがボラン農場にたどり着いた時(今から19年前)、片方が完全に崩れていました。その時、とにかく通れるように入り口を作り、それがそのままになっていました。

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今までこんな感じで、カッコ悪く、石ももうありませんでした。家から見えるところだし、せっかくの景色が栄えない というのが大きな問題点でした。でも、もう一つ困った事がありました。

並木道の北側の放牧地にいる牛たちを、南の放牧地に移動させる時(または、南から北に移動させる時)お互いの入り口がそっぽを向いていて、見えません。だから、よくわかってる先頭の牛たちは、向いの放牧地に駈けて行く(新しい放牧地は、草がたくさんあっておいしそうだから)けれど、列の最後でのろのろしている子牛たちは、急にみんなが見えなくなってパニックになってしまいます。

そうなると、一番おとなしいばあさん牛をもう一度元の放牧地まで連れて行って、迷子になった子牛たちを集めて、いっしょに並木道を渡らせるようなことを、何度もやって来ました。

それが、今回の修復で、景色が良くなっただけではなく、両方の入り口が正面に位置するようになり、子牛たちも問題なく並木道を渡れるようになるはずです。

向かいの入り口も少し幅を拡げて、思っていたよりずっと大規模な工事になったけれど、Jおじさんは、こんな庭園造りのようなことが大好きです。立てた石がなんとなくブルターニュ名物のメンヒルに似ているので、《メンヒル屋さん》と呼んであげました。

でも、今度は・・・・

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そうです。昨日、やっと待望の窓が届きました。(窓だけでドアはまだ。)担当の方と寸法を確認して、OKでした。やっぱり、このメーカーの方がずっと立派で、仕上げも私たちの好みです。やっぱり、メーカーさんの大きなラベルが、誇らしげにガラスに貼ってあります。思い通りのものが来て、大満足のJおじさん。これからは《窓屋さん》となるのです。