今日は久しぶりに あー、夏だ と感じるお天気になりました。ひまわりも咲きそろったし、ミニトマトも赤くなってきたし、やっぱり夏はこうでないと。(でも、夕方になると また雲が出てきた。)

ところで ひまわりって お日さまの方を向くものですよね。今まであまりお日さまが出なかったから どっちを向いたらいいのかわからないのかな と思っていたら、やっぱり今日もそっぽを向いています。(???)
南の放牧地にいたお馬さんたちは 昨日 菜園のすぐ横に移動しました。

狭いとは言っても お馬さん2頭には充分な広さです。なのに、水を飲みに来たふりをして、一日中入り口のところで 私たちのすることを見ています。
牛たちは まだまだ草がいっぱいあるので、おとなしいものです。でも、クローバーが多いところなので 子牛の下痢が心配です。すもうとだこべえは 少しおしりが汚れています。Jが言うには もうミルクは必要ないのに飲み続けているからだそうです。あんなに大きな体して おっぱいはもうやめたらいいのに お母さんたちが甘やかすからどうしようもありません。
と言うことで Jが肩の靭帯を痛めてしばらく力仕事禁止な以外は 平和で特記事項もないボラン農場です。
6月の末に 私が加入していたインターネット屋さん、テレ○から《電話回線インターネット月ぎめ契約は 7月31日で廃止するので 今後は 接続料金+通話料金をその都度カウントする方法に替わります。》という連絡がありました。今さら 電話回線超低速インターネットなんか使っている人は よっぽどの変わり者か貧乏人だから 廃止したってべつにお客さんが減るわけでもない ということでしょうか。
今まで月々35時間の接続で10ユーロだったのが 新しい料金でシミュレーションしてみると ざっと3倍は高くなってしまいます。その時は あわてた というよりももう嫌気がさして もうどうにでもしてくれぇー みたいに開き直ってしまいました。
ボラン農場のインターネット物語は もう数年来の続き物です。村にADSLが来てからもう3〜4年になるでしょうか。当初 うちにはADSLが引けない理由が はっきりしませんでした。そのうちに うちだけ引けないのがわかりました。その理由は・・・
うちの電話は お隣の電話回線に間借りしているだけの 仮の設備だからなのです。
ボラン農場北の道路の向こう側に 小さな集落があって うちの電話線はそこから来ています。でも、そこにはケーブルが一本。一本のケーブルには電話回線が7本。集落とその周辺にはすでに家が7軒あったので、私たちが引っ越して来た時は 8軒目でした。でどうしたかと言うと 隣の家に行く電話回線にモデムを付けて、その低周波か高周波のどちらか一方を使って 電話を引いてくだいました。だからその電話回線には ADSLを通す場所がないわけです。
今まで何度抗議したことでしょうか。電話をしても、手紙を書いても いつも答えはNOでした。ケーブル一本引くことを フ○○○テレコム社は テクノロジーの問題 と呼んで、何もしてくれません。今回も もう一度クレーム係に手紙を書いたのですが やっぱり回答は同じでした。
私は がっかりしたのと 忙しかったので 7月の末が迫っても何もしませんでした。残された手段は フ○○○テレコム社系列の○レンジの電話回線インターネットに契約をすることです。でも、あんな会社にお金を払いたくありません。今までのテレ○は 料金は高くなるけれど 使えなくなるわけではないので 必要最小限におさえて 後は図書館で無線LANを使えば良い とか私は思っていました。
でも、もうぎりぎりの29日になって、Jが言いました。インターネットが使いたい時に使えなくなって困るのは私たちで ○レンジ社は 私たちが契約しなくても経営困難になるわけではない。
ということで、私は一番近くのお店(30キロ)に走りました。○レンジはテレ○より高くて、月10ユーロでは25時間しか接続できません。こういうのは超過料金がうんと高くなるので 迷ったけれど 15ユーロで50時間の契約をしました。これだと 超過の恐れはありません。
お店の人の話では ○レンジから接続に必要な番号だとかパスワードが来るのに10日かかる ということでした。まあ、2週間位は見ておいたほうが良いかな と思い、昨日みなさんに『ボラン農場はしばらく夏休みにします。』とお知らせするつもりでした。
ところが
もう昨日、○レンジから通知が来てしまいました。たった一枚のレターに番号とかが書かれているだけで 果たして私に接続ができるのだろうか と夜も眠れないほど(そのわりにはよく寝てた?)心配だったのですが、今朝やってみたらちゃんと接続できました。まだそれだけで、メールのアドレスは前のままとか まだまだいろんな設定をしていませんが、このとおり使えてます。
なんや、これで夏休みなしか とか ちょっとがっかりしてたりしますが、とにかく ほっとしています。
ぜんぜん本文とは関係ない、ユプサの後ろでおとなしく順番を待っている“すもう”(本名カリプソ)です。
金曜日に雨が降って濡れてしまった乾草ベールも 今日の午前中には しっかり乾いたので 今日中に納屋に入れる予定でした。夕方からまたにわか雨 と天気予報で言っていたので。
今日は日曜日です。日曜日も祭日もない農家 と言え、お昼ごはんは いつもよりゆっくりです。午後の2時になったので始めるのかな と思ったら、Jは 日なたは暑いから4時になったら始めよう と言いました。
気温はやっと20数℃ですが、日射しがかなりきついボラン農場です。牧草地の真ん中でトレーラーにベールを積んでいる間 日焼けしてしまうのがいやだったので 私も大賛成しました。
4時もとっくに過ぎたころ Jがトラクターにトレーラーを付けました。私も支度をして さあ、行くぞ と牧草地に降りて行こうとしたら 並木道に車が入ってきました。
お客様は アルモリカン飼育者組合のお仲間です。せっかく遠くから家族で来てくれたので 外のテーブルでおしゃべりをしたり、いっしょに牛たちを見に行ったりしました。
そんなことがあったので、作業を始めたのが7時でした。その時間だと もう暑くて困ることはなかったのですが 見てください、この空模様。

トレーラーいっぱいで 全体の約3分の2を積みました。でも、この後は雨がぽつぽつ降り出して 残りを救うことができませんでした。その上、暗くなってしまったので ベールはトレーラーごと納屋に入れただけです。
私たち、やっぱりのんびりし過ぎ?

だふねは 母親の教育のせいか 私たちから逃げる傾向があります。なので 毎朝外に出す前 お母さんの横につないで 無理やりなでまわします。これで効果があると良いけれど・・・
昨日の木曜日まで晴天 という天気予報が 西からの低気圧で雷雨の恐れ というのに変わってしまいました。なので 水曜日のうちに《大畑》の乾草をベールにすれば良かったのですが Jは まだ完全に乾いていないと判断しました。
今回の低気圧が通ってしまえば またすぐにお天気が良くなる見通しなので 雨が降ったとしても乾かしている時間がある ということで ベールにするのは一日延ばすことに決めました。
そして昨日、午前中に通り雨があったものの 午後には乾草もしっかり乾きました。ベーラーで取りやすいように乾草の畝を作る機械(兼かき回し機)は 前日にそのためのポジションに変えてあり いつでも出動できる状態でした。
ただ、午後も曇りがちで 雨の心配があるので 畝ができたらすぐにベールにしないといけません。ベールにしてしまうと 少しぐらい雨が降っても 濡れるのは外側だけなので そのまま乾かせばすみます。でも もしも畝になったところで雨に濡れてしまったら もう一度乾草を崩して かき回して乾かさないといけないので 手間がかかります。
というわけで Jは まず 外に出してあったベーラーの準備を始めました。新しいひものボビンを入れて ひもの道順を点検して ベーラーを納屋に移動した時です。
J:『頭が壊れた。』私は思わずJの頭を見ました。
いえ、そうじゃなくて ベーラーのトラクターに接続する《ヘッド》が壊れたそうです。(頭 でなくて良かった。)その部分が構造上壊れやすくなっていて すでに前の持ち主が溶接した痕があります。
ということで また修理です。このベーラーを《恐怖のベーラー》と呼ぶのは ひもを結ぶ機能の調整が難しく、ひもなしの乾草が ところてん(そんなのありましたよね?)みたいに 続けて何メートルも押されて出てくることがあるからです。その上にまたこんなことがあって いったいまともに乾草を収穫できるのか 不安になってきました。
修理箇所は Jの苦手な上昇する溶接です。何もなければ2時にはスタートできたのに、応急処置でちょっとボコボコの溶接ができた時は もう4時を回っていました。
空模様を気にしながら Jが急いで畝を作り終え、ベーラーをトラクターに付け 私も作業着に軍手で さあ、出陣 というところで もう6時前。
乾草のある《大畑》に入って、一本目の畝で まずベールの調整です。いつもなら きっちり四角になるまで 調整を変えていろいろやってみるのですが 今回は急いでいるので 四角に見えればOKにしました。
さあ、いよいよスタートです。

ベーラーはこんな風に乾草を飲み込んで、

こうやって 後ろからベールを落として行きます。

私の役目は ちゃんとひもで縛ったベールが出てくるか確認することと トラクターが端まで行ってUターンする時 じゃまになるベールをどけることです。
幸い 雨も降りそうで降らなかった(かんかん照りでなくてかえって良かった)し、ベーラーもしっかり働いてくれて 失敗は2個しかありませんでした。まだ、正確には数えていませんが 約250個のベールができました。一個が10〜12キロ。これでだいたい3トン位の収穫だと思います。
さて、ロールベーラーなら ここで終わって、めでたしめでたし となるのですが この四角のベールは まだまだ作業が続きます。これから2個ずつ立てて行かないと 地面の湿気で痛んでしまいます。

特に雨が予想される時は 置くところにも気を付けて 倒れないように注意します。そして ひもの結び目は 必ず外側の下。こうしておくと 雨が降った時 水滴はひもをたどって落ちて行き、結び目でベールから離れた外側に はじき飛ばされるそうです。(ほんとかなぁ?)
昨日は ベールを立て始めたところでお客さんがあって 中断したので 全部終了したのは9時過ぎでした。
予定では 今日の午前中ベールを乾かして 納屋に入れることになっていたのですが とうとう雨が降ってしまいました。乾くまでそのままにしておいて 乾いたらまた一仕事です。ロールなら トラクターのローダーであっと言う間に片付くのに、この四角のベールは全部手作業ですから。
その昔 ボラン農場の乾草はみんな四角のベールだった時、私の夏休みは みんなこれに費やされていました。夏休み以外の時は 会社にお休みをもらったこともありました。だからなおさら 恐怖のベーラー なのです。
おかげさまで晴天が続いています。これを見越して、Jは 土曜日の夕方8時ごろ(まだ暗くない)から ポラン農場南側にある《大畑》の上の部分、約1ヘクタールの草を刈り始めました。
さて、その翌日 刈った草をかき回すのに トラクターでやってしまうか、馬でやるか悩んでしまいました。馬の農具はもう何年も使っていないので すぐに使えるわけではありませし、今週の金曜日は雨の予想なので ぐずぐずしてはいられません。だから トラクターにしようか と言いながら Jはとうとう農具を出してきました。

ソメカという昔のメーカーのもので 草をかき回すのも、最後に畝を作るのも上手にできます。これにかじ棒を付けて 馬一頭で牽きます。
Jは 錆び付いて回らなくなったところに油を注したり、摩擦するところにグリスを塗ったりしました。歯がいくつか欠けているところは もう交換部品がないのでしょうがないとして 農具はいつでも作業ができる状態になりました。
ところが 馬具の修理をしないといけない箇所かあり それをしていると時間がかかってしまうので Jはあきらめて トラクターで作業することにしました。
トラクターに付けるかき回し兼畝作り機は かき回しが苦手なので そこを工夫して それぞれのアームに付いている二つの歯のうち 一つを取り外してやってみました。すると 期待していた通り 草がうまく飛び散ることがわかりました。
そうして 牧草はしっかり乾いて来ているので 明日も今日のように良いお天気だと もうベールにできるかも知れません。今回は そういう申し分のない牧草収穫なのですが、Jは納屋を通る度に 農具をいじっています。使いたくてしょうがないんです。
お馬さんたちもJと作業をするのが大好きで もっともっと馬の出番を増やしたいのですが 急いでいる時は ついトラクターに頼ってしまいます。夢は 馬で全部の農作業をすることですが もうトラクターが出回るようになってからは 馬で牽く農具の開発が終わってしまったので 馬でできる事は限られています。
でも、でも、もしかして、石油がなくなって 今あるエンジンが使えなくなったら 動物に牽かせる農具の研究が始まるかなぁ。なんて ボーッと考えています。慣れない暑さのせいでしょうか。

だふねは かなとそっくりの成長ぶりです。まだ 他の牛たちといっしょにしないのは だふねの教育のためなのですが マルキーズの英才教育に対抗して 私たちはスパルタ教育で行くことに決めました。
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