ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

引っ越し魔ママ

だふねが生まれた時、ちょっと話に出た子猫ちゃんたちの話です。
気を付けていたつもりだったのに カネルのお腹が日に日に大きくなり、とうとう6月の末に牛舎の餌箱の中で 子猫を2匹産みました。

こういう時、猫なんかあり余っているこのあたりでは《子猫ちゃんたち、川にはまって溺れちゃったの。かわいそうねぇ。》っていうことが多いのですが(どこの川? とは聞かない)、いくらなんでも それはできません。生まれてしまったのは私たちの責任だし、ちょうどカネルの連れ子、野良猫ガメルが失踪したっきりなので 代わりに一匹なら飼っても良い というJからのお許しをもらいました。

その後すぐに ベルナデットの人工授精があったので 子猫たちは牛舎の餌箱から 厩の木製の餌箱に引っ越してもらいました。この高さなら りんりんにじゃまされる心配もありません。

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ところが だふねが生まれてあたふたしていた日 カネルが子猫をくわえて引っ越しを始めたのです。私が子猫をいじくりまわすのがイヤで? と思ったのですが、そう言えば 夜中に 猫がけんかしている声を聞いたような・・・ ガメルが戻ってきたとしても けんかになるはずはないので 多分よその猫だったのでしょう。とにかく カネルは ここにいては危険 と感じたようです。

この続きはあんまりおかしくて ちゃんとしたお話にしようと取ってあります。それで今は 子猫ちゃんたちは 私たちが昔住んでいたトレーラーハウスの中にいます。もう目が開いて、いっそうかわいくなりました。

こっちはデカねこ
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こっちはチビねこ
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猫のことはよくわからないのですが、三毛猫はメスですよね。としたら デカねこちゃんもチビねこちゃんと造りがいっしょだから どちらもメスのようです。うちではこのうちの一匹しか飼えないので、もう少し大きくなったら 一匹誰かにもらってもらわないと。(どちらかいりません?)

ただ、Jによると 顔をよく見ようと まずデカねこちゃんを持ち上げたら ない歯をむき出して《シーッ》とやられたそうです。こんな猫はイヤ と今度はチビねこちゃんを持ち上げたら やっぱり同じだったそうです。私が抱いても何にも言わないのに。Jの人相ってそんなに悪いんかなぁ。

りんりんの恐怖の日々

昨日も今日も雷が鳴りました。一昨日の火曜日は 私は仕事で留守をしていたのですが、激しい雷雨があったそうです。5月に入ってからもお天気が不安定で 毎日雷が鳴っているような気がします。

おかげで りんりんは ほとんど朝から晩まで雷の音におののいています。小屋のドアが少しでも開いているとなだれ込んで来て、勝手に入って来たのを叱って外に放り出すと 今度はドアの向こう側に張り付いて ハアハアやっています。

昨日は Jがトラクターの下にもぐって ブレーキをいじっていると りんりんもいっしょにくっついて来たそうです。今日は 溶接をしていたのですが やっぱりりんりんがくっつきに来て 危ないので叱られていました。

少し前の話です。買い物から帰るとりんりんの姿が見えなくて あちこち探したのに 見つかりませんでした。心配になって ボラン農場の北の端で作業をしていたJに りんりんを見かけなかったか 聞きに行きました。

私が行くと Jはトラクターを停めたので 話しかけようとしたちょうどその時 Jはいきなりドアを開けました。Jの足下で りんりんがガタガタ震えていました。ひとりで留守番していた間に雷が鳴り、はるばるJが作業をしていた所まで 助けを求めに行ったそうです。ぐうたらで ふだんは絶対に家から離れないりんりんなのに よほど怖かったのでしょう。

(怖くない時の写真)
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それにしても 全く5月らしくないお天気です。たまにお日さまが出ると暑くなるのですが、曇ると寒く感じます。なのに・・・去年と同じくコオロギが鳴いていて 季節感が完全に狂っています。コオロギはこちらでは夏の虫。でもこのコオロギ、暑くなるといなくなってしまいます。春のコオロギなんて 俳句にもなりません。

さて、私が留守をしていた火曜日の話に戻りますが、アルセーヌくんが出発しました。本来なら もう3才になったアルフォンスの番だったのですが アルセーヌくんは脂肪太りタイプで 36ヵ月まで待つと歩留りが悪くなりそうなので 先に行ってもらいました。

Jはまた『今度から野菜を売ろうか。』と言いました。

春・復活祭・雪

このところ 仕事関係でずいぶん忙しかったので 春分の日は20日だったのか、21日だったのかわからないまま 春になってしまいました。(こちらでは 春分の日から《春》です。)それだけでもあせり気味だったのが 今日は復活祭と聞いて パニック寸前です。

ここは春が遅いので、復活祭より前に種を蒔いてもムダ と言われています。でも、今年はもう来てしまって、ニンニク、エシャロット、タマネギはもとより ジャガイモも植えないといけないのに 菜園の準備などできていません。

それに 実際は春どころか 昨日から雪がちらついています。この冬(春?)最初で最後の雪です。気温が数℃なのですぐに融けてしまいますが、今朝撮った証拠写真です。

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雪がないのは楽ですが、年々雪が少なくなって、とうとう全く降らなくなってしまったのは恐怖です。ほんの数年で それだけ気温が上がった ということですから。

さて、今朝のほんの少しの雪で大喜びした りんりん。いつもは寝てばかりのぐうたら犬なのに 急に元気になりました。雪を食べてみたり、雪に埋もれてみたり、さすがピレネーの犬です。りんりんのために もっと雪が降れば良いのになぁ。

雪が降ると喜ぶのは犬で、猫は外に出たがりません。そういうわけで、猫のカネルは 一日中私たちのいる小屋のまわりをうろついています。怖いものなしのカネル。昨日はこんなことを。

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りんりんとカネルは 仲が良いのか悪いのかわからない、兄弟みたいな関係です。

明けまして 晴れのち雨

元日はお昼前に突然霧が晴れ すばらしい晴天になりました。

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ところが2日からは またここ特有のお天気に戻り、今日も一日雨でした。なので 牛たちは牛舎、お馬さんたちは厩、りんりんは家(小屋)で過ごしました。

雨なので りんりんも今日は特別に家に入れてもらえたのですが、午後はずっと寝ていました。夜もふつうに寝て、よくあれだけ昼寝ができるものだ と感心してしまいます。

りんりんは 今日がお誕生日で13才になりました。犬の13才は人間の68才に相当するそうですから まだまだ元気です。

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誕生日のプレゼントは いつもの一番安いのではなく ちょっと高級なドッグフード(スープ)です。袋から出してそのまま与えるのではなくて お湯をかけてスープにします。犬のためには その方が良いらしいですが、なかなか見つからなくて、今日はわざわざいつもは行かないスーパー(高いので)まで行きました。

雨のせいで さすがの猫たちも乾草ロールのてっぺんで寝ていました。ごはんを持って行ったら 飛び降りて来ましたから。今日は ねずみを穫りに外出しなかったので お腹が空いてるんでしょう。

と あまりパッとしないボラン農場の1日でした。

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変・身 !

夏スタイルのりんりんです。(寒そ〜。)長い毛なしでは 小型犬位の大きさしかありません。

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りんりんの毛はふわふわで すぐにからまってフェルト状になります。ブラシをかけられるのが大嫌いな犬なので まともに手入れができず かたまってしまった毛をほぐそうとすると よけい痛くて逃げ回ります。そして ついに ぺんぎんさんから わぁー、りんりん 太った ! と言われるほどのボリュームに。

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こんなに厚い毛を着ていると暑苦しそうで、衛生上良くないと思い、毎年夏になると毛を刈ってやります。羊飼いの犬の毛を 羊みたいに刈るわけです。りんりんは嫌がって動き回るし、気をつけないと 皮膚まで切ってしまいそうになるし、切られそうになると 大声でわめくし もう大変です。昨日の午後始めて 今日一日かかりました。その間ずっと 噛みつくぞー みたいな顔で見つめられているので、のんびりやってられません。(写真の時だけは愛想が良い。)

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まだ 手足が完成していませんが、今日はもううんざりです。昨日 牛たちとお馬さんたちが移動したので 新しい案内図を書くつもりでしたが また明日にします。ちなみに今日は一日中雨でした。(気が狂いそうです。)